葬儀に関する相談で多いものは、〇〇です|せいざん株式会社インタビュー②
葬儀をしたい人と、葬儀会社との間に立ち、誰も損をすることのない葬儀の実現に愚直に取り組んできたせいざん株式会社。今回は、実際にどういった相談が多いのか、現代において求められる葬儀のかたちとは。お話を伺っていく。
<インタビューを最初から読む>
葬儀の現場で。「知らない人」が損しないために|せいざん株式会社インタビュー①
葬儀の現場で。「知らない人」が損しないために|せいざん株式会社インタビュー①
せいざん株式会社のはじまり。知らない人が損をする葬儀業界
ーーどういう葬儀を求めておられる方が多いんでしょうか?最近だと家族葬はとても多い印象がありますが。
池邊:そうですね。本当にバラバラなんですけど、それこそ社葬クラスの大規模なものから、家族葬や直葬というのもあります。でも、小規模なものを好まれる方は最近本当に増えましたね。
ーーやはりそれは感じられますか?
池邊:はい。もう何百万円という葬儀はとてもじゃないけどできないとか、父のときは会社がやってくれたけど、母のときはあんな規模ではできないから、親族だけでしよう……とかってことは徐々に増えてきました。
でも、家族葬という言葉はなくても、前からそういう状態の葬儀もなかったわけではないですよね。でも、家族葬という言葉ができたり、今までの大きい葬儀をしなくても良いという過去へのアンチテーゼみたいなかたちで選ばれる雰囲気もあります。聞こえがいいですしね、家族葬って。
とはいえ、家族葬で、とおっしゃる方のお話をよくよく聞いてみると全然家族葬の人数ではない規模の葬儀だったりはよくあります。
ーーそうなんですよね。
池邊:家族葬という言葉はあまり真に受けず、そのご家族の情報を聞いて進めていきます。あまり派手にしたくない、過剰なことはしたくないというニュアンスで家族葬という言葉を使われる方もいらっしゃいますし、本当に家族しかいないという方ももちろんいらっしゃるので、そこは何が言いたいのかをよくヒアリングします。
葬儀の現場でよくある相談とは?
Author
他力本願ネット
人生100年時代の仏教ウェブメディア
「他力本願ネット」は浄土真宗本願寺派(西本願寺)が運営するウェブメティアです。 私たちの生活の悩みや関心と仏教の知恵の接点となり、豊かな生き方のヒントが見つかる場所を目指しています。
掲載日: 2019.10.21