縁起[えんぎ]の意味とは?【くらしの仏教語豆事典】


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2013年2月15日
記事作成:他力本願ネット

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縁起の意味とは
縁起[えんぎ]…球根だけでは花は咲かない
 
チューリップの花は、その球根から咲きます。
球根が原因[因]で花は結果[果]です。
しかし、球根だけでは花は咲かず、温度・土質・水分・肥料・日光・人間の細心の手入れなど、
さまざまな条件[縁]が球根にはたらいて花は咲くのです。
 
このように、すべてのものには、必ずそれを生んだ因と縁とがあり、それを因縁生起(いんねんしょうき)=縁起というのです。
現実には、因と縁と果とが複雑に関係しあい影響しあって、もちつもたれつの状態をつくっています。
 
『阿含経(あごんきょう)』【※】に「これある故(ゆえ)にかれあり、これ起こる故(ゆえ)にかれ起こる、これ無き故(ゆえ)にかれ無く、これ滅する故(ゆえ)にかれ滅す」とあります。
 
日常、よく「縁起が良い・悪い」という言葉を聞きます。
吉凶のきざしという意味なのでしょうが、本来は、他の多くのものの力、恵み、お蔭(かげ)を受けて、私たちは生かされているという、仏教の基本的な教えなのです。
 
 
【※阿含経(あごんきょう)】
原始仏教の経典。阿含はサンスクリット語「アーガマ」の音写で、「伝承された教説」の意。釈迦直説とみなされた経典を多く含んだ経蔵のことである。
漢訳では長・中・雑・増一の四阿含がある。また、パーリ語では「ニカーヤ」といい、長・中・相応・増支・小の五部がある。
 
「くらしの仏教語豆事典」より転載
(ホームページ用に体裁、ふりがな等を調整しております)

 

     

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掲載日: 2013.02.15