挨拶[あいさつ]の意味とは?【くらしの仏教語豆事典】


前の記事
2012年12月25日
記事作成:他力本願ネット

次の記事

挨拶[あいさつ]… 悟りの深浅を試していた

 

「一言、ご挨拶を申し述べます」-儀式などのときに、

よく聞かれる言葉です。

挨拶状などという手紙が来たりもします。

 

ちょっとすごんで「挨拶してやるぞ」とか、

冷たく「ご挨拶ですね」とか、

挨拶は今では日常語になりました。

 

しかし、挨拶はもともと仏教語なのです。

挨は「押す」こと。

拶は「せまる」という意味から、

挨拶は、前にあるものを押しのけて

進み出ることをいいます。

 

禅家では、「一挨一拶(いちあいいっさつ)」といって、

師匠が門下の僧に、

または修行僧同士があるいは軽く、

あるいは強く、言葉や動作で、

その悟りの深浅を試すことがあります。

これが挨拶なのです。

 

そこから転じて、

 

やさしく応答とか返礼、儀礼や親愛の言葉として使われるようになりました。

最近は、日常の挨拶が少なくなったように思います。

 

日々の暮らしを円滑に過ごすためには、まず挨拶からですね。

 

 

「くらしの仏教語豆事典」より転載
(ホームページ用に体裁、ふりがな等を調整しております)
 
     

Author

 

他力本願ネット

人生100年時代の仏教ウェブメディア

「他力本願ネット」は浄土真宗本願寺派(西本願寺)が運営するウェブメティアです。 私たちの生活の悩みや関心と仏教の知恵の接点となり、豊かな生き方のヒントが見つかる場所を目指しています。

≫もっと詳しく

≫トップページへ

≫公式Facebook

掲載日: 2012.12.25