「お前の代わりはいくらでもいる」と言われたIT企業時代。工夫で寄り添う糸島のお坊さんの話│中島至さんインタビュー<前編>

 
――中島さんが僧侶として大切にされていることは何ですか?
 
中島:ご縁ある方とのふれあいを大切にし、一人ひとりの気持ちに少しでも寄り添うことのできる僧侶であり続けたい。ただそれだけです。
そのために実施していることは、例えば相談に来られた方がいらっしゃったときは時間を決めます。その決めた時間のなかで全力でひたすら向き合いたいなと思っていますね。
お寺は悲しみ事でのご縁が圧倒的に多いです。そのとき、どういう風に受け止めていくかを大切にしたいですね。
 
――布教での寄り添い方はまた違うのでしょうか?
 
中島:布教の場で寄り添うのは私ではなく阿弥陀さまで、「ああ、私は一人じゃないんだ」と思ってもらえるよう伝えたいと思っています。
 
――僧侶として向き合う場合は相談に乗るなど一対一でできることに尽力され、布教使としてならあくまで阿弥陀さまが寄り添ってくださっていることを伝える立場である、ということですね。
 
 

   

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掲載日: 2022.09.13